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今日ご紹介するお二人がご夫婦としての出発点に選んだのは、「樫野倶楽部　別邸　風雅庭」。
風雅庭は江戸時代に建てられた武田信玄の流れをくむ、武田家の武家屋敷であり、
歴史的建造物で式を挙げる、唯一無二の本物感を感じられる場所。

ゲストをお出迎えするため、飾られたウェルカムボードにほほ笑む二人は何とも凛々しい、
剣道着姿。
お二人とも小学校1年生の時から剣道をたしなまれ、社会人になっても練習されているなど
熱心に取り組まれ、新郎様は年に4、5回は試合にも出ていらっしゃるほどの腕立ち。
剣道は江戸時代に端を発した、稽古を続けることによって心身を鍛錬し人間形成を目指す
「武道」。
お二人が風雅庭を選んだのがうなずけます。

 

披露宴会場にはお二人からゲストに当てたこだわりもいっぱい。

お二人とゲストを繋ぐ色鮮やかな同じ花々たち。この色合い、覚えておいてください！
そしてこの花たち、通常の高砂席のお花とは違う特徴があるのです。
あとでその仕掛けが分かりますよ。

お花が大好きな新婦様。おすそ分けしたい！と女性ゲストにはドライフラワーでミニブーケ、
男性ゲストにはブートニアをお一人で手作り。その数、実に106名様分!!
その想い、ゲストの皆さんにしっかり届いたよう。皆さん喜ばれて、男性ゲストは全員、
胸元にブートニアを飾ってくれたそう。とっても素敵ですね!!

自分たちの周りの人をとても大切にしているお二人。
だから、周りの人たちからもとても大切にされているお二人。
新郎様の画家をされていらっしゃるご友人からのお祝いのプレゼント。
想いを込めてかいてくださった絵は、なんと挙式当日に完成。
自ら式場へ持ってきてくださったのだとか。本当に本当に嬉しいですね。
愛にあふれているお二人は、この後も皆さんから愛ある数々の祝福を受けることになります。

たくさんのゲストが見守る中、緊張の面持ちながら颯爽とチャペルに登場した新郎様。
皆さんの予想を覆した、白のタキシードの着こなしが大好評。

大切な娘さんを送り出す、お父さんとお母さんの優しいまなざし。
「こんなに大きくなって、私たちのもとを巣立っていくんだなぁ」と小さい頃からの日々を
思い返しておられるのだと思います。
そんな親御様の気持ちを思うと、このシーンは本当に胸が締め付けられます。

 

そして式は厳かながらも和やかに、進みます。

退場する頃にはすっかり緊張もほぐれ、「おめでとう!!」の歓声のもと、
花びらが降り注ぐ中、笑顔でありがとうのご挨拶です。

セレモニーをお庭へと場所を移し、トスブーケをゲットしてくれたお友達と記念撮影。

全員で集合写真。参列してくださったゲスト全員と1枚の写真に納まるって考えると
スゴク貴重！ですよね!!

お二人がパーティスタイルへとお色直ししている間も、お二人からのおもてなしは
続きます。

席に着いたゲストの目に飛び込んでくるのは、素敵な木箱。
箱には贈られたその人をイメージする文字が記されています。
中にはその人をイメージした色も形も1点1点違う「ル・スールカップ」が。

「ル・スール」とはフランス語で「たった一つ」という意味。
新婦が来て下さったゲスト一人一人に、ひとつずつ、その人のイメージに合ったものを
贈りたい、と考えて探し辿り着いた作家さんの手作りの世界でひとつと同じものがない
特別な器。

見てください。贈られた方の笑顔！

「自分に贈ってくれたのはどんなイメージの器なのだろう??」
皆さんワクワクしながら、箱の文字を見、ドキドキしながら蓋を開ける。
そんな皆さんの笑顔を想像しながら、お二人は文字を考え、選んだのでしょう。

 

新郎様が上司の方に贈った蓋の上の文字は、尊敬と日頃の感謝の念を込めて「長（おさ）」。
部下の想いが十分に伝わったことでしょうね。
後日、友人宅に遊びに行った時に、贈った箱を飾ってくれていたのがとても嬉しかったとお二人。
結婚式の後もずっと、お二人とゲストを繋ぐ思い出としてこうして形に残っていくのが
本当にいいですよね。

こうしてお二人からの嬉しいサプライズを貰ったゲストの皆さんがお二人の登場を
盛り上げ、あたたかな雰囲気の中、パーティがスタートしたのです。

先程お話していた通常とは違う高砂席のお花の特徴、お分かりになられました??

こうして皆さんで写真を撮っているシーンを見ると分かりやすいですかね。
お二人から皆さんのお顔が見えやすいように、皆さんからもお二人の笑顔が伝わるように
華やかさはそのままに、高さを通常より低めにして欲しいと新郎様がフローリストさんに
オーダーしていたのです。
こうしたちょっとしたところにも気遣いをされているのがいかにもお二人らしいと感じます。

お二人のご結婚式にはまだまだご紹介したいエピソードがいっぱい。
とにかく、笑顔と愛に溢れていて素敵すぎるご結婚式なのです。
一度では語りきれないので、次回は（後編）として近日ご紹介したいと思います!
どうぞお楽しみに!!

 

お二人らしい、一生の思い出に残る結婚式をご一緒に創りましょう。
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